「自分らしく」。辞書では「ありのままの姿」とされていますが、具体的にどのような姿であれば、自分らしく生きていると言えるのでしょうか。人によって考えは異なるかもしれませんが、当社では、「自分で決めること」を一つの指標にしています。なぜなら、AIの進化、温暖化による異常気象など、今までの常識では考えられない、予測のつかなくなった未来を、子どもたちは自分で考えながら、生き抜かなければならないからです。考えて決める力は、自分以外の人の指示に従っていては身につきません。たとえ0歳でも、食べることや寝ること、どんなおもちゃでどうやって遊ぶのかを自分で考えて、自分で決めていくこと。当社は、この自己決定の積み重ねがとても大切だと考えています。まだ小さい子に判断をゆだねられるのかな…。と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、子どもたちは本来、自分で自分を成長させていく力を持っています。だれが教えなくてもハイハイするように、できないことにも挑んでいきます。
ただ、もちろん大人側のこうしてほしいという願いはありますよね。そんな場合は、これはどう？やってみる？と本人の意思を確認したり、気持ちがのるまで少し待ったり、自分からやってみたくなるような環境を整えることで子どもたちに関わってみてはいかがでしょうか。