自然に生息している物は、助け合いの循環を繰り返しています。
『植物を食べる草食動物⇒草食動物を食べる肉食動物⇒肉食動物が土に還り植物に栄養を与える⇒育った植物が草食動物の餌となる』
栄養を含んだ土が穀物や野菜を育て、それを食べて私たち人間の体も作られています。
レジ袋の原料であるマイクロプラスチックには発ガン性があると言われています。陸で暮らす動物が誤って食べれば死んでしまい生態系に影響を与えることもあります。また海に流れたマイクロプラスチックは魚が食べ、結局はその魚を人間が食べることになるのです。
レジ袋を減らしたところで、実際に減るプラスチックごみはほんの数パーセントです。しかし、私達がこれまで当たり前のように利用してきた物が地球の未来にどんな影響を与えるのかを知る大切なきっかけとなるのです。プラスチックごみを減らすことで、動物や魚は陸や海で安全に暮らすことができ、それは私達の安全な食卓にも繋がるのだとわかると、少しだけ心持ちが変わっていくのではないでしょうか。
とは言っても私自身「レジ袋お願いします」と言ってしまうことがまだまだあるので、せっかくなら楽しくマイバックを始めてみようと、親子でエコバック作りにチャレンジしてみました。このところ100円ショップに、おしゃれな柄の手ぬぐいが沢山並んでいます。好きな柄の手ぬぐい1枚と糸があれば完成する“あずま袋”をご紹介します。2か所直線縫いをするだけなので、手縫いでもミシンでもOKです。
①手ぬぐいの表を上にして置く。(だいたい3等分で考えます。)
②・右側から1/3辺りで折り、青い点線(AとA’)を中表で縫い合わせる。
・黄色い★の角をピンクの★まで折り上げる。
③左側から1/3辺りで折る。
④青い点線(BとB’)を中表で縫い合わせる。⇒⇒⇒表に返せば完成!!!
アイロンプリントで飾ったり、アレンジしてレースやタグを付けたりと、自分だけのデザインを楽しめます。親子でお揃いで持てば、お子様にもSDGsについて話すきっかけとなりそうですね。
《今回の内容に関連する目標》
・目標② つくる責任つかう責任
・目標③ 全ての人に健康と福祉を
・目標⑭ 海の豊かさを守ろう
・目標⑮ 陸の豊かさも守ろう