SDGsとは、これからの世界をよりよくする持続可能な目標で、国際社会の共通目標として2030年までに達成するべき17の目標が掲げられています。内容は貧困や経済成長、気候変動と多岐に渡ります。その中でも子どもと一緒に楽しみながら取り組める内容を不定期でご紹介していきます。第1回目はフードロスについてです。
ついつい特売日に買い過ぎて、食品を使いきれず無駄にしてしまった経験はありませんか?残ってしまいそうな食品は、子どもとできる簡単クッキングで使いきってみてはいかがでしょうか。
★お手軽メニュー① 『簡単ピザ』
市販の生地やナン、余った餃子の皮等を使うと手軽に作れます。残り食材を切って準備し、子どもは自由にトッピング。残ったカレーをソースにしたり照り焼きソースを使ったりしても味のバリエーションが広がります。チーズを乗せてトースターで焼いたら出来上がりです。ケーキのように可愛くトッピングしたり、苦手な野菜も自分の作った物だとチャレンジできたり、楽しみながらフードロス削減に繋げられます。
★お手軽メニュー② 『芋もち』
※じゃがいも1つに対して、片栗粉・牛乳を大匙1程度
じゃがいもが余っていたら、芋もちもおすすめです。皮を剥いて一口大に切ったじゃがいもをレンジで柔らかくなるまで温めます。潰したじゃがいもに牛乳と片栗粉を入れて混ぜたら、子どもにバトンタッチ。ハートや車、動物等好きな形を作ってもらいましょう。バターを敷いたフライパンできつね色になるまで焼いたら出来上がりです。少し大きなお子様なら、ホットプレートを囲んでも楽しいですよ。コーンやニンジン等冷蔵後にある残り野菜を混ぜても良いですし、醤油と砂糖を混ぜたものを最後に絡めると、みたらし風で子ども好みの味に仕上がります。
《今回の内容に関連する目標》
・目標② 飢餓をゼロに
・目標⑫ つくる責任つかう責任
・目標⑭ 海の豊かさを守ろう
・目標⑮ 陸の豊かさも守ろう
飢餓とフードロスが同時にある現状を子どもに伝えようとすると難しいですが、無駄に買い過ぎないことや、残り物を使いきる工夫をする習慣を身近に感じられるだけで、子ども達の意識が変わっていくのではないでしょうか。親子で楽しみながら遊びの一環としてSDGsに取り組んでいけたら良いですね。