乳幼児期の眠りのポイントは、「夜7時から朝7時の間に中途覚醒がなく平均10時間の睡眠をとっていること、毎日入眠、起床、昼寝、食事時間にばらつきがないこと」ですが、この10時間はあくまで平均で、必要な睡眠量には個人差があります。では、どうすれば今の睡眠量で足りているのか分かるのでしょう?指標となるのは「自力で起きられるか」です。休日に朝寝坊しているというのは、休日に平日の不足分を補おうとしているのですね。まずは30分早めに寝てみて、自力起床ができるか確認してみます。起きられたらそれが今の適正な睡眠量ということです。自分ですっきり起きるのと起こされるのでは体にとっては大きな違いです。ぜひお子様の必要睡眠時間の調整をしてあげていただきたいと思います。