事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

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事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

カラフルノート~いろんな芽を出せ子どもたち~

―「自分らしく」と「わがまま」―

アートチャイルドケアの保育理念「自分らしく」とは、どういうことなのでしょうか?

自分でやりたいことを選べる・自分で決定できること、としています。自分の意志で自分の生き方を決定できる大人になってほしい、そう思いこの言葉を使っています。でもそんなことをさせていると「わがまま」になってしまうのでは?と不安がよぎりますよね。

それでは子どもの行為が「わがまま」と感じるのはどんな時でしょうか?
「もう遊びを終えて欲しいのに終えてくれない時」「ご飯を食べて欲しいのに食べてくれない時」…たいていは、大人の「こうしてほしい」という思いに子どもが乗ってくれない時です。ではなんで乗ってくれないのでしょう?それは、子どもの時間軸と大人の時間軸があり、それぞれが違うからなのです。言えば、子どもにも「ここでやめよう」というタイミングがあり、それが大人のタイミングとずれているということです。たいていは子どものタイミングがもっと後で、大人が待ち切れない事が多いように思います。
それからもう一つ、子どもの発達を考えないといけません。わがままというのは他人のことを考えずに自分の都合だけで行動することと定義されます。そうするとわがままでなくなるためには自分の行動を自分の都合以外に合わせるようコントロール出来るようになる必要があります。それに必要な子どもの発達を考えると、実は5歳くらいにならないと出来てこないことがわかります。
そうです、保育園にいる子どもたちは、みんなわがままで当然な段階なのです。そう理解して、子どものやることを、もうちょっと長く待ってみませんか?

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