事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

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事業所内・院内保育はアートチャイルドケア

当社の理念

学会発表

日本保育学会第74回大会 ポスター発表

当社は、主体的に自分らしく生きていける子どもたちを育むべく、各園それぞれの方法で保育理念・保育目標の実現に向けた保育に日々取り組んでいます。
当社のある園では、「担当制保育」と呼ばれる保育方法を取り入れたことをきっかけに、園全体が子どもの主体性を尊重した保育へと転換していきました。
行動を変えること、行動が変わることは決して容易ではありません。
なぜ、この園では変化することができたのか、園長の意識や職員との関わり方を軸に話を聞き、その背景を探りました。

<発表>日本保育学会第74回大会
<形式>ポスター発表
<タイトル>子どもの主体性を尊重した保育への模索:保育者の語りから見えた保育観の変化過程

【研究概要】

  • 2017年の保育所保育指針の改定をきっかけに保育のやり方を変え、実際に子どもの変化を感じられたという保育園について、園全体で子どもの主体性を尊重した保育をどのように模索していったのか、プロセスを明らかにした。
  • 園長にインタビューすることを通して、特に、園のマネジメントやリーダーシップ発揮のプロセスについても検討した。
  • インタビューデータに基づいて逐語記録を作り、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を用いて分析を行った。
  • 「園全体で子どもの主体性を尊重した保育を模索するプロセス」(※下記の結果図)
結果図(園全体で子どもの主体性を尊重した保育を模索するプロセス)

【ポイント】

  • 見よう見まねでまずはやってみよう!と、園長がリーダーシップをとった。
  • うまくいかないこと、戸惑うことが起きても、園長が職員の取り組みを保証し続けたことで、安心して試行錯誤ができた。
  • 丁寧に子どもと関わるうえで、子どもの納得感が得られることを大事にした。
  • 職員自身が気付き、納得して保育ができるよう、また、職員が園長に相談しやすいよう、日々の対話を大切にしていた。
  • 園長は一人一人の職員に敬意を持って接し、職員も園長を信頼できていたことで、職員の定着に繋がり、子どもの主体性を尊重した保育を持続して行うことができた。

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